雨風や太陽光に耐える為に重要な屋根の仕様について検討しました。
これから長期間安心して住める家にしたいので、屋根にはこだわりたいです。
結論としては、私はアイジー工業のスーパーガルテクトというガルバリウムの屋根にしました。
ガルバリウムの中でも、高級なSGL鋼板という種類になります。
住協のオプション資料には載っていませんでしたが、要望したら対応できるとのことでした。
屋根の種類と特徴の概要
屋根の種類は大きく3つあります。
- スレート
- 瓦
- ガルバリウム
ちなみに住協の標準屋根材は、スレートです。
スレートについての詳細は、こちらのサイトが参考になります。
いつも参考にさせてもらっている「せやま大学」の動画を見ると理解しやすいです。
スレート・瓦・ガルバリウムの特徴を表にまとめてみました。
表の順番で、それぞれの項目について、私の選んだスーパーガルテクトについて考察します。
耐久性
屋根に求める性能の一番は耐久性ではないでしょうか。
太陽光や雨風による劣化で防水性能が下がってきてしまったら、最悪は雨漏りが発生し、断熱材や柱がダメになってしまいます。
そのために定期的な点検とメンテナンスが必要となってくるわけですが、
屋根の材料によって大きく変わってくるようです。
スーパーガルテクトは、保証期間が長いので安心です。
(通常、メーカーの保証は、かなり余裕をみた期間で設定されています)
遮音性
ガルバリウムは、金属板で出来ていることから、雨音が気になるという情報がありました。
スーパーガルテクトは、遮音性の対策がされていることと、屋根への吹付断熱オプションを付けたので大丈夫と判断しました。
遮熱性
スーパーガルテクトは遮熱性にも優れています。
夏に2階が暑いと寝室や書斎の快適性が下がるので、断熱材と合わせて屋根材でも遮熱/断熱が出来ると良いと思います。
軽さ(耐震性)
屋根は地上から高い位置にあるため、重心が高くなり揺れる力が増幅します。
軽い屋根にすることで、揺れに強い家にすることができます。
費用
初期コストとメンテナンスコストを足したものが、トータルコストになりますので、
バランスの取れた選択をしたいと思いました。
標準のスレート材だと、初期コストは安いですが、5 – 10年毎にメンテナンスをすることになるので、ランニングコストがかかります。
塗り直しや張替えとなると足場を組んでの作業となるので、数十万円の費用となります。
私は初期コストが多少かかっても、メンテナンスの回数を減らしてランニングコストを抑える方が、費用も時間も節約できると考えました。
雨音が気にならないこと、断熱性能が高いことなどの付加価値がスーパーガルテクトの魅力だと感じました。(付加価値の分、費用は高いです)
住協でスーパーガルテクトを選択した場合の実際の金額が知りたい方は、お問合せかTwitterのDMからご連絡ください。
(屋根面積95m2で、屋根形状が寄棟屋根の場合になります)
ルーフィングについて
本記事上部に貼った「せやま大学」の動画内でも解説されている通り、屋根材だけではなく、その下のルーフィングも確認した方が良いです。
住協の標準ルーフィングを確認すると、アスファルトルーフィング940とのことでしたので、改質アスファルトルーフィングに変更することにしました(こちらも住協のオプションカタログには載っていません)
改質アスファルトルーフィングもたくさんの種類があり、どれにするか迷います。
ルーフィングについて調べていると面白い比較実験を行っている業者さんのブログを発見。
オススメは、田島ルーフィングの「ニューライナールーフィング」とのことです。
個人的にこういった実験は大好きですし、こういった情報を公開している業者さんは信頼できます。
我が家もニューライナールーフィングを第一候補にしたいと思います。
コメント